凡例
①こんな人にお勧めしたい
②読後の気持ち
③絵本を一言であらわすと・・・
④書名・著者・出版社名
※感想
📕まりちゃんの30冊
<13>
①宮沢賢治の世界を、絵本でゆっくり味わいたいあなたへ
②美しさと愚かさと
③うさぎの家族の親子愛
<14>
①秋と言えば、やきいも!お腹も心も満たされたいあなたへ
②ホカホカ
③職人肌のゴリラ
④「やきいもや ゴンラ」作・ながいいくこ 絵・くすはら順子(ポプラ社)
※ここまでこだわるゴンラの姿がすごい。自分もこだわりが持てる事があるといいな。もちろん!!甘いやきいもは食べたいな~!
<15>
①夢と現実のギャップを感じているあなたへ
②ジーンと胸にきます
③クリスマスツリーの葛藤
※結果、人間の街のクリスマスツリーにならなくてよかったと思うけど、本人は・・・。あこがれの街のツリーになりたかったんだろうな。
※人によって価値観やどういう所で満足するかは違うと思うので、もみの木さんは良かったのかなぁ・・・と思うけどどことなくさみしい気もする。ちょっとさみしい感じの絵本。
<16>
①「これはどこ?」絵から、ストーリーを見つけたいあなたへ
②遊び心がくすぐったい
③うさぎの子たちの何気ない1日
④「ふたごのうさぎ」作・ダフネ・ロウター(NHK出版)
※うさぎの双子ちゃんの何気ない一日?一年?が文字のないキレイなイラストで描かれていた。何回読んでも新鮮に感じる。
<17>
①大好きなものと共に暮らしたいと願うあなたへ
②お金で得られない満足感
③絵画としても楽しめる1冊
④「えかきさんとことり」作・マックス・ベルジュイス 訳・はせがわしろう(ほるぷ出版)
※この小鳥さんのように、あるいは大切なことを見失って小鳥を手放した絵描きさんのように、人生で迷ったり失ったりするのかもしれない。それでも帰る家があったり、「おかえり」と言ってくれる人がいれば大丈夫って気持ちになりました。
※絵がとてもきれいで好みの絵本でした。ほっこりした!
※「自分の居場所って本当に大事」自分がお城のような場所に住めると言われても、家族と一緒の今の小さな家が好き!
<18>
①「みんなと同じじゃなきゃダメ?」私らしさの根っこを考えてみたいあなたへ
②歴史を感じる
③カナダの先住民のおばあちゃんの物語
④「わたしたちだけのときは」文・デイヴィッド・アレキサンダー・ロバートソン 絵・ジュリー・フレット 訳・横山和江(岩波書店)
※先住民たちに“誇りをもたせたくなかった”であろうヨーロッパからの開拓者達のやり方は、どこか日本社会にも似ているきがして・・・。個を尊重する世の中になってほしい。
※過去と現在の対比が印象的。知らない歴史に触れる考え深い読書ができました。
<19>
①ミシンが好きな人へ
②なつかしくてキュート
③女の子とおばあちゃんの関係性
④「カタカタカタおばあちゃんのたからもの」作・リン・シャオペイ 訳・宝迫典子(ほるぷ出版)
※絵がかわいい。ミシンが壊れてしまってテーブルに生まれ変わったけど、新しいミシンは買わなかったのかなぁ・・・なんて現実的なことを考えてしまった。私の手作りも息子に何か影響を与えられてるといいなぁ。
<20>
①「最近我が子と笑いあってないな~」っていう人へ
②ほっこりスッキリ
③動物の奇跡の1枚写真の連続
④「いいおかお」文・さえぐさひろこ(アリス館)
※あー!こういうの今の私は待っていて出会いたかったんだぁ~とシークレットブックの効能を感じてます。そうそう、何も難しいこと考えずに「笑える」。それって最高じゃないですか。ほっこり肩の力抜けました。
<21>
①昭和ノスタルジックな子育てあるあると楽しみたい人へ
②力の抜ける笑い
③童謡にのせて楽しんで!
※おこちゃんの行動でひっくり返るまわりの大人がおもしろい。
<22>
①異世界を旅してみたいあなたへ!上下反転の白黒トリックアートの世界をどうぞ
②脳みそ活性化!
③同じだけど違う世界、往復の旅!
④「光の旅 かげの旅」作・アン・ジョナス 訳・内海まお(評論社)
※ひねくれ者なのか、逆さにすると上の方が気になって仕方がなく、また反対にすると逆の絵が気になるという・・・(笑)絵ばかり見てしまいました。
<23>
①世の中のお金と幸せについて、考えてみたいあなたへ
②生活を見直す
③ウルグアイの大統領からのメッセージ
④「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」編・くさばよしみ 絵・中川学(汐文社)
<24>
①鋭く真理を問いかけるような物語に出会ってみたいあなたへ パート1
②哲学的な問いを抱く
③アフリカを舞台に向き合う男の子とライオン
④「ヤクーバとライオン1勇気」作・ティエリー・デデュー 訳・柳田邦男(講談社)
<25>
①鋭く真理を問いかけるような物語に出会ってみたいあなたへ パート2
②潔い爽快感
③アフリカを舞台に固く結ばれた信頼
④「ヤクーバとライオン2信頼」作・ティエリー・デデュー 訳・柳田邦男(講談社)
<26>
①子どものロマン「穴ほり」の最終形態を見てみたいあなたへ
②えーー!!
③上下がわからなくなるかも?!
※マグマにはまらなくて良かった。太古にさかのぼりつつ、ぐるりと地球の裏側へ・・・
※掘っていくと絵本も逆になる。無事にアメリカに行けてよかった。
<27>
①柿の美味しい季節です。 日本の民話のリズムを楽しみたい方へ
②めでたしめでたし
③なまけものが出てくる昔話
④「あたまにかきのき」文・唯野元弘 絵・村上豊(すずき出版)
<28>
①自分の命のルーツをさかのぼって考えてみたいあなたへ
②壮大なスケール!
③原子から今の自分まで、138億年分の追体験
④「138おくねん きみのたび」作・絵 坂井治(光文社)
<29>
①「ひとり」で過ごすのが好きな人へ
②詩の世界へトリップ
③植物の不思議なフォルムに魅了されて!
④「ひとりひとり」詩・谷川俊太郎 絵・ふくだとしお(成美堂出版)
※人間だけでなく、地球に生きるもの全てが、それぞれの毎日をそれぞれに生きている・・・という視点に心を奪われまし!!絵もすてき。
<30>
①「家族って何だろう?」ってふと思う人へ。こんな家族もあるよ!
②可愛いけど、厳しい!
③ミーアキャットの家族の暮らし
④「ミーアキャットの家族」写真・内山晟 文・江口絵里(そうえん社)
<31>
①ついつい立ち話をしてしまうママさんへ
②楽しく爽快!
③3人の仲良しママが、キツネをおもてなし!?
④「きつねのホイティ」作・シビル・ウェッタシンハ 訳・松岡享子(福音館書店)
<32>
①青色が好きなあなたへ
②アフリカでホームステイしたような気分
③ギラギラした日差しと、暮らしに根付いたカラフルな色
④「おとうとは青がすき―アフリカの色のお話―」作・写真・イフェオマ・オニェフル 訳・さくまゆみこ(偕成社)
※自然の色味のなんとぜいたくな事!!
<33>
①出産のころを思い出して、ちょっと初心に戻りたいママへ
②じんわり
③生まれてきてくれて、ありがとう
④「おかあさんだもの」作・サトシン 絵・松成真理子(アリス館)
<34>
①いろんなものに変身してみたいあなたへ
②ドキドキ
③七変化の術をもった「たこ」のお話!
④「たこなんかじゃないよ」文・秋野和子 絵・秋野亥左牟(福音館書店)
<35>
①絵をすみずみまで見て楽しみたいあなたへ
②ほっこり
③動物の街へ!うさぎの冬じたく
④「ゆきがふるまえに」作・かじりみなこ(偕成社)
<36>
①ネコが好きなあなたへ。ネコしか出てきません。
②脱力・・・とにかくユルい
③もうすぐ東京オリンピックですね~!
④「ネコリンピック」作・ますだみり 絵・ひらさわいっぺい(ミシマ社)
<37>
①我が子にへとへとにされているお母さんへ
②何だか憎めない
③赤いワンピースの似合うこぶたちゃん
④「OLIVIA オリビア」作・イアン・ファルコナー 訳・谷川俊太郎(あすなろ書房)
※オリビアはすごいこだわりで大変!!だけど憎めない・・・。
<38>
①死んだ人ともう一度会えたなら・・と考えてしまう人へ
②じんわりホロリ
③おじいちゃんと僕の心温まるファンタジー
④「おじいちゃんがおばけになったわけ」文・キム・フォップス・オーカソン 絵・エヴァ・エリクソン 訳・菱木晃子(あすなろ書房)
<39>
①寒い冬、とっておきの贈り物がほしいあなたへ
②じーんとしみる満足感
③戦後たくましく生きる母と子 手仕事の醍醐味
④「アンナの赤いオーバー」文・ハリエット・ジィーフェルト 絵・アニタ・ローベル 訳・松川真弓(評論社)
※誰も悪い人が出てこなくて、終わり方も平和で、よかったね、アンナ、という気分。
<40>
①サンタさんの暮らしをのぞいてみたいあなたへ
②クリスマスが楽しみ!
③雪に包まれた村の温かい営み
④「サンタクロースと小人たち」作・マウリ・クンナス 訳・いながきみはる(偕成社)
※家の中や作業場など、細かなところまで詳しく描いてあって、とても楽しい!これで、子どもたちの「サンタに関するハテナ」も解決するでしょう。
<41>
①子どもの肌のやわらかい手ざわりと、すなおな言葉に触れたい人へ
②すんなり。でもじっくり。
③偉大な親と、その子として生きる大人のコラボ
④「みんなほんもの」書と詩・相田みつを 絵・いわさきちひろ(ダイヤモンド社)
<42>
①どろどろモヤモヤした感情を、ちゃんと受け止めたい人へ
②苦くて切ない
③他者を受け入れる葛藤
④「ひとりひとりのやさしさ」文・ジャクリーン・ウッドソン 絵・E,B.ルイス 訳さくまゆみこ(BL出版)
※今、私も人との関係性を築くってムズカシイ・・・と葛藤しているところだったので、絵本の子どもたちがそれぞれの想いを抱えている様子に共感しました。
※うん・・・本当に苦くて切なかった。でもいつでもハッピーエンド、いつでも輝かしい記憶で終わらないのが人生。アルバート先生の言葉「ひとりひとりのやさしさ、それがこの世界をよくしていくのよ」とても心に残りました。