5月に入ると、急に半袖でも大丈夫な日が出てきて、空の色もぐっと濃さを増す気がするのは私だけでしょうか?!
いつもは、遠方の実家で過ごすことの多かったGWですが、今年はステイホームで過ごす予定の我が家です。
ちょっと季節感が足りないかな、、と思っていましたが、息子はちゃんと見ていました。
「あっ、鯉のぼり!!」
近所のお家にはためいている、大きな鯉のぼりを、今年も見れて嬉しいな。
この時期になると、読みたくなる我が家の定番の絵本があります!
それは、「かえうた かえうた こいのぼり」という、やんちゃなトラの子3兄弟のお話です。
「やねよ〜り〜 た〜か〜い こいの〜ぼ〜り〜」
という、きっと誰もが一度は歌ったことのある童謡を、子どもたちが、楽しい替え歌にして、元気よく歌います。
例えば、「くもよ〜り〜 た〜か〜い こいの〜ぼ〜り〜」
すると、鯉のぼりに乗って、本当に雲の上まで、みんなで飛んでいってしまうのです。
一緒に飛ばされたお父さんは大慌て!でも、子どもたちは、誇らしげに「ねえ、どうだった?ぼくたちのうた」とお父さんに聞くのです。
お父さんにコメントをもらうと、嬉しくなって、さらにスゴイ鯉のぼりを考えて歌い出す子どもたち。
調子のいい歌と躍動感のある絵で、1番、2番、3番・・と、鯉のぼりのイメージが自由にどんどん広がっていきます。
楽しい替え歌を歌いながら、絵本を見ていると、親も子も遊び心をくすぐられてテンションが上がってしまいます。
この絵本に親子ですっかりハマってしまった我が家では、絵本を読んだ後しばらくは、鯉のぼりブームが続き、何でも童謡「こいのぼり」の替え歌にして歌い合う状況が続きました。
なかなか、家から自由に出られない昨今ですが、「かえうた かえうた こいのぼり」のように、自由に替え歌をしたり、遊んだりして、親子でちょっとふざけた時間を共有できると、気持ちも発散できるし、ホッとします。
読むだけで、自然に歌も歌えて、笑えて、ツッコミたくなってしまうこの1冊、おススメです。
記・まりちゃん