🌼9月のんきみち👒
いつもと違う夏を終えて、また新学期が始まりましたね。
朝晩は涼しくなって、夏の疲れが少しずつ出てくる頃ですね🍵
絵本サークル「のんきみち」では、 毎週金曜日にzoomにてオンラインの会を継続してきました。
9月からは新学期ということで、園の送り迎えや、 下校時間のこともあるので、 開催時間を変更してオンラインの会を続けていこうと思います。
9月18日(金)午後の回 15:30〜16:10
9月25日(金)午前の回 11:00〜11:40
午前の回と、午後の回とで時間帯を変えています。
9月はゆるやかに、そのときの参加者で雑談をしたり、 絵本の紹介や読み聞かせをしたりしながら過ごしていこうと思いま す。
ご都合のいいときに、どうぞお繋ぎください✋パソコンやスマートフォンから簡単に参加できます📲
ご希望の方は、山元(tsunemari@icloud.com )までメールください。折り返し、参加アドレスをお送りします。
お顔を合わせて、おしゃべりに聞き耳をたてるだけでも👂✨ ちょっとホッとできるし☕️お家で完結するので気も楽ですよ笑
8月の活動の様子など、ご覧ください。
ブログ「のんきみち日誌」
https://easy2going.hatenablog. com/
まだまだ暑い日が続きますが、 どうぞ心も体も健やかに過ごせますように🌈
8がつ28にち 晴れ
先週の"のん金"では…
絵本作家のかじりみな子さんと『しおかぜトーク』しちゃいました🌼
普段"みなっち"の愛称で、のんきみちに参加して頂いているかじり先生( ͡° ͜ʖ ͡°)に、
新作『しおかぜにのって』を囲んで、みんなでゆるやかにお喋りしました📖
はじめは、みな子さんに「しおかぜにのって」を読み聞かせしてもらいました♫
心地よい言葉のリズム〜おなじみのラビッタちゃんの歌ももちろん登場🐰
ほんわかした雰囲気と、心踊る大冒険を楽しみました❕
その後は、フリートークタイム⭐️
質問したり、みな子さんに作品への思いを語ってもらいました☕️
今回の冒険では、前作よりもたくさんの動物たちが登場していて🐰ページの隅々まで見どころ満載!!
ラビッタちゃんたちを動物たちが助けてくれる場面も多かったですね。
〜〜本来なら、2020年はオリンピックイヤーになるはずだったということもあり、
いろいろな人種、多様性や、バリアフリーを表現したかったというみな子さんの熱い思いをお聞きしました。
また、生物としての基本🌱
家族がいて、命が生まれて、、という営み、誕生への感謝を描くというテーマから、赤ちゃんが生まれるというシーンができたそうです。
古典的なスタイルかもしれないけど、『家族の形』にこだわり、
ファンタジーと現実感のバランスを考えながら作り上げていったという、ラビッタちゃんシリーズ3作目。
それぞれのシーンに、いろいろな質問が出ました!
(ここからはネタバレにもなってしまうので、
よろしければ本作をお読みになってからご覧ください📖)
Qカモメたちに船を引いてもらうシーンは、実際には人間には見ることのできないアングル!どうやって描くの?
A実は、鳥瞰図は結構とくい!頭の中で思い浮かべて描きます。答えがないので、比較的自由に描ける!
Q空港のシーンは、取材したの?
A羽田空港に行って、写真をたくさん撮りました。動物たちの大きさの比率を間違えないように、サイズをメモって描くのが大変。つじつまが合わなかったり、曖昧なウソを描いてしまわないように、気をつけています。
Qお父さんは、子どもを2人だけで行かせて心配じゃなかったの?
A町や海の仲間たちが、きっと助けてくれるとわかっていたはず。道順を説明する地図にもチラッと書いてあるんです!子どもだけではできないことがあるのが現実だけど、大人が見守って手を貸してくれる、、こんな世の中になってほしいですね。
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他にも、裏表紙や、カバーの脇の絵にも、
物語が込められているという裏話もお聞きすることができました👂次回作のヒントも!?
また、えんぴつ描きのラフスケッチやメモ✍️も見せてもらい、一同ワクワクが止まらない⭐️
いつか原画も見てみたいですね!
絵本づくりの臨場感に、わくわくドキドキの「しおかぜトーク」は、40分の枠に収まりきらず✨1時間ちょっとで終了。
他にもたくさんの話題が出ましたが、書ききれないので、また次回記事にさせてください📝
🍧のんきみちな夏休み🍉…📚
ブログ更新、しばらく間が空いてしまってすみませんでした💦
子供の夏休みが始まって、withコロナだけでも大変なのに子供達との毎日は忙しないですよね…
疲れ切ってしまう日も多いと思います…急に暑くもなったし💦
そんな時、絵本がそばで力になってくれますように、、、
「のんきみち」関連のお知らせを、2つお届けします⭐️
①「しおかぜにのって」かじりみな子(偕成社)発売開始!!
のんきみちメンバーの絵本作家かじりみな子さんの、 4冊目の絵本が7月7日に出版されましたー🎉
うさぎのラビッタちゃんシリーズ第3弾は、夏の冒険です。 前作よりまた一つ成長した姉妹と、 それを包み込む動物たちの平和な社会を細部まで楽しめる内容です 。
色彩も表情も豊かな絵を、ぜひ手にとってご覧ください!!
偕成社 今週のおすすめ より
https://kaiseiweb.kaiseisha. co.jp/s/osusume/osm200713/
②「オンラインのんきみち」ーのん金は15時からー
4月から始めたZOOMによる「オンラインのんきみち」は、 毎週金曜日15:00〜15:40 開催中🏠
帰宅した子どもたちも交えつつ絵本を読んだり、 みんなで紙芝居を読んだり、、 と絵本サークルっぽい活動の日もあれば、 完全にフリートークだけの日もあります🍭
7月〜8月の夏休み期間中も、毎週つなぐ予定ですし、
図書室での雰囲気と何も変わらずですので(笑)、オンラインは初めて❕という方もお気兼ねなく遊びに来てくださいね🙋♀️💛
ー日程ー
全て金曜日15:00〜15:40です!
7/24 紙芝居
7/31 フリートーク
8/7 イエロー本トーク
(「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」 ブレイディみかこ著 新潮社をテーマにおしゃべりします)
※ここまでは終了してます…お知らせが遅くなってすみません💦
*夏はまだまだこれから❕ご参加ください🏠↓↓↓↓
8/14 フリートーク
8/21 親子でオンライン
(あるものしりとり、昔話クイズ、好きな本紹介など)
8/28 フリートーク
スマホかパソコンがあれば、けっこう簡単につながります🔰
外の大人と話せるのって、
結構気分転換になるなる⤴️
ちょっとでも、覗いてみようかなぁーって時には、山元(tsunemari@icloud. com)までメールでご連絡くださいね🍀
ZOOMのアドレスを送ります📩
6月7月も『のん金』はゆるりと活動してました☕️その様子は次回また📝
最近の『のんきみち』
時代の流れに沿って、
4月から活動が『オンライン化』してます、のんきみち。
ここでは、5月の活動を振り返ってみます*
自宅から気軽に参加出来る☕️
子供たちと一緒に参加出来る👦👧場として、
zoomルームを毎週金曜日に開いています❕
途中の出入り、子どものはしゃぎ声などはお互い様、気にせずOKでいこう☺️を合言葉にしています。
👇活動内容を、ランダムにどうぞ〜👇
①紙芝居「ふしぎなまど」やべみつのり
みなっちが自宅にある紙芝居を読んでくれました*
②紙芝居「ものまねじいさん」仲倉眉子
あみだくじで、配役を決めます*
③ちょっと絵本クイズ
「きんぎょがにげた」五味太郎
「ももんちゃん しー」とよたかずひこ
ベトナム語版の2冊*
④読み聞かせ
「ぱちょ〜ん」作:小島よしお 絵:さかしたイラストレーター 出版社:ワニブックス
音と動物達の姿が妙にマッチしていて面白い*
⑤「カラーでお遊びコーナー」
メンバー純ちゃんのカラーセラピーで、色遊びをしました❕
カラーボトルは全14色。
普段は色を使って、自分を語ってもらうカラーセラピーに使うものですが、
色でお遊びするのもちょっと楽しかったりします。
言葉から連想する色は人それぞれ違うもの。
例えば、「甘い」と言ったら何色を思い浮かべますか?自分が選んだ色について語ったり、人が選んだ色のいきさつを聞きなるほどと思ったり、感性が似てる人を見つけたり…。
いつもののんきみちと違いちょっとイレギュラーな企画ですが、こんなふんわりした遊び時間を過ごしてみませんか?by 純
『甘い、貧しい、安らぎ』
選んでみると、言葉と色のイメージが、人によって多様でたくさんの発見がありました🍀
色→絵本の繋がりが出来そうでワクワク感いっぱいでした❤️
オンラインの今だからこそ出来ることを試してみたくて、
このようにメンバーの特技を活かしたものと、絵本とのコラボレーション企画は、今後も開催していきます☺️
これからも、オンラインのんきみちは続けていきます。
こんなテーマがあったら参加したいな、絵本の紹介を聞きたいな、などのご要望があったら、ぜひぜひお寄せください❕
こちらのブログへのコメントも大歓迎です^_^
オンライン会話というのは、始めは緊張するものです。お喋りなブログ担当者も、初回は緊張しました…よ笑
でも、回を重ねていく毎に、ただ聞いているだけでも心地良かったり、
自分の声がネット経由で相手に伝わった時の嬉しさは、
体感した人にしか味わえないはず*
まだ人と人とが対面して会う事はなかなか難しい現状、
これからの時代、なにかとオンライン化していくのかも…?
そう考えた時、好きな絵本の話で体感しに来て下さい❕
zoom操作の事なども、こちらからご説明させて頂きますので、ご安心くださいね*
金曜15時、お茶タイムにやってます*
えほん紹介コラム⑨
「ポケットのないカンガルー」作:エミイ・ペイン 絵:H.A.レイ 訳:にしうちミナミ(偕成社)
赤ちゃんが生まれて、母親になったとき、キラキラした嬉しさと共に、大きすぎる重責感をズーンと感じたことを思い出します。
初めての子育て、相手は赤ちゃん、何でも努力はしてみるものの、必ず上手くいくわけではありません。
頑張っては落ち込んでの繰り返しで、誰にも相談できない時期がありました。
今回、ご紹介する「ポケットのないカンガルー」は、そんな母親のモヤモヤした悩みに、明るく前向きにアプローチしてくれる絵本です。
カンガルーの母なのに、なんとお腹にポケットがないケィティが、主人公です。
他のママと比べても、明らかに大ピンチ!
「私だけ、坊やをどこにも連れて行ってあげられない」との冒頭から泣いています。
でも、ある日「ポケットのない動物は、どうやって子どもを運んでいるのかしら?」と聞きに出かけるのです。
ケィティは、ワニやサルなど、様々な動物に赤ちゃんを運ぶ方法を聞いて回り、そのやり方を試してみたり、子どものフレディと話し合ったりします。
そんな中で、町に行けばいいものがあるらしいという話を聞いて、町までひとっ飛び。
親切なおじさんから とっておきのアイテムをもらったケィティは、自分の子だけでなく、森じゅうの赤ちゃんのお世話ができるようなスーパーお母さんになるのです!
明るい黄色の表紙と、陽気な動物たちの表情は、屈託がなく晴れやかで、眺めるだけでも元気が出そうな雰囲気です。
絵は、「おさるのジョージ」で有名なH.A.レイさん。
子育ての悩みに対して、周囲の動物に相談し、素直に頼るケィティからは、何だか勇気がもらえる気がします。
こんなバイタリティーこそ、肝っ玉母さんになるには、きっと必要!!
悩みの尽きない子育ての道ですが、ケィティのように、明るく前向きな母でいれたらいいな。
記・まりちゃん
えほん紹介コラム⑧
「きつねのホイティ」作:シビル・ウェッタシンハ 訳:まつおかきょうこ(福音館書店)
コロナ自粛になって、失われたものの一つに井戸端会議があると思います。
私は結婚を機に上京したので、子どもを産むまでは、近所に友達もおらず、まさか自分が井戸端会議をする立場になろうとは思ってもみませんでした。
でも、我が子が公園で遊べるくらいの年齢になると、砂場で子どもが延々と砂いじりをしている間に、近くにいる大人同士で小さな会話ができるようになりました。
幼稚園に入園して、毎日バス停まで送り迎えをするようになると、もうどっぷり井戸端会議の仲間入りを遂げることになります。
子どもを何とかバスに乗せた後、少しだけのつもりがすっかり話し込んでしまうくらい井戸端会議をして家に帰ると、なんだか心スッキリ。
かしこまった「相談」や「懇談会」ではないからこそ、井戸端会議には ざっくばらんに何でも話せる良さがある気がします。
さて、今日ご紹介する「きつねのホイティ」は、スリランカが舞台のお話で、3人のおかみさんの井戸端会議が出てきます。
きつねのホイティは、変装して人間をだまし、ご馳走にありつこうとするのですが、アンゴウ、マンゴウ、ランゴウの3人は、すぐにその正体に気づきます。
井戸端会議で、ホイティの正体をバラしながらも、気づかないフリをして 気前よくご馳走を食べさせてあげる3人。
「今日はうちに きつねがきたのよ!」
と話し合う様子は、本当に愉快で楽しそうです。
お調子者の きつねのホイティと、3人のおしゃべり好きの女性たち・・・
だまし合いの勝負、最後に勝つのはどっちでしょう?!
南国の日差しと、自然に囲まれた村での豊かな暮らし、そして何より女性のパワーと懐の深さを感じる 楽しい1冊です。
記・まりちゃん
えほん紹介コラム⑦
「かがやく昆虫のひみつ」中瀬悠太 著・写真 内村尚志 絵 野村周平 監修(ポプラ社)
急に暑くなって、家の周りで 虫に出会う機会も増えてきました。
我が家では、プランターに植えたジャガイモの葉に、アブラムシが襲来!!
それに誘われて アリ、テントウムシもやってきて、虫社会が形成されつつあります。
もちろん、芋が食べたい人間は、大慌てで対策に追われていますが、そのために観察は必須です!
「キャー!気持ち悪い!」
と最初は抵抗感がありますが、毎日水をかけたり、セロテープでくっつけたりしながら 付き合っていると、だんだん慣れてきます。
今日は減ったかな、、という日もありますが、彼らの自然の力はたくましく、根絶ではなくお付き合いだな〜と思う今日この頃です。
さて、話がだいぶん逸れてしまいましたが、今日 ご紹介する本は、「かがやく昆虫のひみつ」です。
表紙のメタリックなコガネムシの写真を見て、虫好きの息子に・・と手に取りました。
予想通り、どハマりした息子!
最初は、とにかく眺めます。
図鑑ではないので、1ページにどーんと大きく載っている昆虫の写真は、どれも金属っぽい光沢で七色の輝きです。
「この色がカッコイイ!」
「お母さんは、どれが好き?」
単純に、自然の色彩の鮮やかさを目で楽しめる絵本のような1冊です。
「虫は苦手だけど、色だけで選ぶならプラチナコガネかな、、」
恐る恐るページをめくる母。
そのうち、解説ページを音読させられることに、、、。
そこを読んでいくと、メタリック昆虫の「色のヒミツ」がどんどん明らかになってきました。
ピカピカしたコガネムシなど、金属っぽいけど、金属でできているわけではありません。
それは「構造色」という成り立ちでできていて、絵の具で塗った色とは全く違う反射をしているそうです。
虫から、色の成り立ちや、光の反射、物質の構造を考えさせられます。
「生物」のつもりが「物理」!?
はたまた法隆寺の玉虫厨子(たまむしのずし)とかも出てきて、「歴史」?「工芸」?
虫が好きな人も、苦手な人も、様々な切り口から「色」を楽しめる1冊です!
記・まりちゃん