のんきみち日誌

『のんきみち』で、《読み合い》した本の記録を中心に、のんきみちな気分で綴るブログです。

第4回シークレットブック その3

第4回シークレットブックの会で用意された全67冊の絵本を一挙ご紹介します!

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絵本表紙写真を掲載するにあたり、出版社へ問い合わせ、承諾頂けたもののみ、写真付きです。

 

《このように紹介していきます❕》

f:id:easy2going:20191210033805j:image・この絵本のおすすめ↑

・絵本の表紙

・書名・著者・出版社名など

・感想

 

 

 

【りこさん(幼稚園の先生)が選んだ絵本】

 

 

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f:id:easy2going:20191212000334j:imageおおきなきがほしい  

出版社:偕成社
作・佐藤さとる
絵・村上勉
・子どものとき、子どもが生まれる前、親になってから…いつ読んでも心に満足感が残る本です!!本の古さがまた趣深く、大切に読み継がれてきたんだなと胸が熱くなりました。

・まさしくこの前の日曜に家を買いました。(笑)ひみつ基地的な木の上のお家。私も子供の頃憧れました。遊び心を忘れない家にしたいです。

 


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f:id:easy2going:20191212000407j:imageすてきな三にんぐみ  

出版社:偕成社
作・トミー・アンゲラー
訳・今江祥智

 ・かなり何度も読んだ本が弧の紹介カードを見て、「なるほど!」と思った。同じ本でも読み方や感じとり方に微妙な差異があることに気づかされました。
・3人のどろぼうさん、脅しの道具が面白い!ティファニーちゃんとの出会いが、3人の人生に希望を与え、考え方を変え、なんてすてきなんでしょう。
・子どもの時大好きな本でした。大人になってもやっぱり好きでした。
・子供の頃に読んで以来、久しぶりの再会でした。お城に集まった子ども達が優しい気持ちを持った大人に成長してよかったな。山賊というコワイ表向きの顔の裏は心優しい人達という所がおもしろい。

 

 

 

【Ritsuさん(幼稚園の先生)が選んだ絵本】

 


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f:id:easy2going:20191212000425j:imageもうぬげない  

出版社:ブロンズ新社
作・ヨシタケシンスケ
 ・のろのろしていて変な格好のままでいる時、頭の中ではいろんなことを考えているのかも!と思えたらいいな…。
・子ども目線のユニークな本。ヨシタケ作品が好きです。
・子ども目線だと、こんな風なのか!頑張ろうとしている芽を摘んではいけないな…と思いました!
・「もう、おしまいだ…」のところがツボでした。おバカ男子が意外と哲学的なところがおもしろい!「まったく、もう!」の連続の毎日を送っています。
・男の子の親になってみたい…!と思いました。
 

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f:id:easy2going:20191212000436j:imageゆきがふるまえに   

出版社:偕成社
作・かじりみな子 

・絵がキレイでじっくり見入ってしまいました。次回作も見て見たいと思います。
・まず、緻密さにびっくり!秋の色合いがとってもきれい。町の様子も動物ひとりひとり見ていく楽しさ、大好物~!「のばらの森のものがたり」を思い出しました。個人的にはにんじん食べながらうつらうつらしちゃうラビッタちゃんがとてもかわいくて好きです。


 

 

 

【あっちゃんが選んだ絵本】

 

 

f:id:easy2going:20191210034042j:imageもみのきそのみをかざりなさい  

出版社:文化出版局
作・五味太郎
 ・なんだかよくわからないけど、すごい深みを感じる…。絵もステキ。文章は五味さんの世界観…?納得するもの、笑えるもの、???なもの。深い!
・繰り返し読むうちに、何だかじんわりとクリスマスの厳かな気持ちになりました。神さま?
・自分だけのために読みたい感じ。「~しなさい」の潔さが笑いとスッキリ感をもたらしてくれます。
・最近そこそこに歳を重ねてきたので、こんな風に「~しなさい」と静かに諭されることがなくなったので、とても新鮮、かつ従いたい気持ちに駆られました。大人だからこそ、読むべし!
 

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f:id:easy2going:20191212000459j:imageラチとらいおん  

出版社:福音館書店
作・マレーク・ベロニカ
訳・とくながやすもと

・私も強くなりたい、そう思ってこの本を手に取りました。一人ではきっと強くなれない。心の中で励まし続けてくれる存在いいですねー!
・最後のらいおんからの手紙にググっときました。私も昔、お守りのように持っていたものが、いつの間にかなくなっていることに。

 

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f:id:easy2going:20191212000526j:image3びきのかわいいオオカミ
出版社:冨山房
作・ユージーン・トリビザス
絵・ヘレン・オクセンバリー
訳・こだまともこ

☆ ・ブタがすごい!子どもは盛り上がりそう!最後のお花の家がすてきなアイデア!オオカミたちの心の広さがすごい!

 

 

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f:id:easy2going:20191212000539j:imageキャベツくん   

出版社:文研出版
作・長新太

・キャベツをおっかなびっくり食べたくなりました。まるごと煮込んで食べたいなぁ。いやいや…ブタヤマさんになってしまう…。
 
 

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f:id:easy2going:20191212000717j:imageどうぶつさいばん ライオンのしごと
出版社:偕成社
作・竹田津 実
絵・あべ弘士
・アフリカの鮮やかな力強い色に圧倒されます。生きるためにそれぞれの理由があって、みんなで自然が成り立っているんだね!

 

 

 

【じゅんちゃんが選んだ絵本】

 

 

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f:id:easy2going:20191212000738j:imageひとつぼし  

出版社:学研
作・菊田まりこ

・つい良いところより、直してほしいところの方に目が活きがちな親目線を気を付けなければと思いました。子どもたちの“星”を見つけてあげたいと思う一方、私の“星”って何だろうと考えたくなります。子どもを温かく見守る先生とその言葉に泣きたくなりました。
・ちょっと泣きそうになりました。上の子のこと、今でも心配だらけです。でもあの子にも、あの子だけの星があって、親である私はあの子の星を輝かせてあげたいんだと、この本を読んで実感しています。
・何か子どもに“とりえ”、“得意なもの”刃なんだろう?と考えてみました。“優しさ”も一つなんですよね。つい何か他のことを探していた自分に気がつきました。
・この絵本に曲を付けたら絶対ステキな歌になるんだろうな~。
 


 
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f:id:easy2going:20191212000752j:imageむらさきふうせん  

出版社:BL出版
作・クリス・ラシュカ
訳・谷川俊太郎

 ・抽象的な風船とストレートに語られる大切なこと。大人も子どもも逃れられないからこそ、ちゃんと受け止めたい。

 

 

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f:id:easy2going:20191212000819j:imageきみがしらないひみつの三人
出版社:徳間書店
作・ヘルメ・ハイネ
訳・天沼春樹

 ・私の中にいる3人に会ってみたくなります。子どもと一緒に読んでどんな反応をするのか見てみたい!!

 

 

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f:id:easy2going:20191212000834j:image赤い花  

出版社:朔北社
作・チェン・チーユエン
・ステキすぎて泣きそうになりました。何度も繰り返し読みたい本です。
・色や動きだけで、幸せや切なさがまっすぐ伝わってきました。違う国の人間どうしでも、ちゃんとわかるなと、なんだか安心。
・優しい絵のタッチ、文字がないからこそ自分の創造力を掻き立てられる感じが涙を誘います。頭の中で不思議と音楽が流れてくる本です。
・だんだん幼いころに戻っていく感じを絵で表されていて、思い出の赤い花と、優しいお母さんの印象が重なり合う感じなど、美しい絵本だと思った。


 
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f:id:easy2going:20191212000850j:image空の飛びかた  

出版社:光村教育図書
作・ぜバスティアン・メッシェンモーザー
訳・関口裕昭

 ・絵が動いているようで、切なさと面白みが混ざった良い絵本でした!
・一人立ちするときはパッといなくなってしまうものなのかな…。毎日手のかかる子ども、一人立ちしてほしいんだけど…と複雑な気持ちになりました。
・所々大人がクスッと笑ってしまうようなさし絵もあり、色味が少ないので全体的に大人っぽい内容かなと思いました。最後、ペンギンを見送る背中が寂しい感じたっぷりです。
・こういう絵の本は初めてだったけど私はスキです。優しい男性大好き。最後のページ、見送ってるところがジーンときました。

 

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f:id:easy2going:20191212000906j:imageおぼえていてね アーカイブ星のものがたり
出版社:小学館
作・市川拓司
絵・こじまさとみ

・ラストに行くにつれて、胸が苦しくなるぐらい切ないけど、やさしいお話。子どもがいると、より心に来るものがありました。

 

 

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f:id:easy2going:20191212000920j:imageごんげさま    

出版社:汐文社
柳田国男(原作) 京極夏彦(文)
絵・軽部武宏

☆ ・夢に出てきそう…。守り神様のような…。ドキドキしながら読みました。
・大迫力の絵に圧倒!大人は絵だけでも十分に楽しめます。子どもにはちょっと怖いかも。


 

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f:id:easy2going:20191212000934j:image悲しい本 SAD BOOK  

出版社:あかね書房
作・マイケル・ローゼン
絵・クェンティン・ブレイク
訳・谷川俊太郎

☆・我が子を失くした時の悲しみは計り知れないが、感情を出して表現して良い。そして思い出すことで救われるんだ。悲しみと向き合うことは難しいなあ。

・本当の悲しみを、絵と文で表されている。災害などで大切な人を失った方など、きっとこんな気持ちになるのではないかと思うと、同じように感じることができるならば…。

 

 

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f:id:easy2going:20191212000949j:image大きな木のような人  

出版社:講談社
作・いせひでこ

・絵の隅々まで物語が描かれているように思います。何度もゆっくり読みふけりたい1冊!

 

 

 


【 小平子ども家庭支援センターの職員の皆様が選んだ本】
 


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f:id:easy2going:20191212001002j:imageトマトさん  

出版社:福音館書店
作・田中清代 

・画面いっぱいのトマトさんのインパクトがすごい!!水にゆったりプカプカ気持ちよさそうだなぁ。虫やトカゲたちがかわいい!!
 

 

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f:id:easy2going:20191212001018j:imageぼくを探しに  

出版社:講談社
作・シルヴァスタイン
訳・倉橋由美子

 ・自分は今どんな形なのカナ?10代~20代は…今は…〇、△、□?欠けてる何かも探しているイメージはない気がしています。
・二つ部の涙がこぼれました…。不思議な気持ちの涙です。私はいつも誰かを見て、スゴイ!自分ってなんにもできてないなぁと思っていましたが、これを読んで、それでもいいのかも!と不思議な自信がみなぎってきました。
・中学生の頃、読みました。大人になってから読むとまた違ったように感じました。なかなかうまくいかなくてもそれをひっくるめて私でいいのかな。
 ・シンプルだからこそ奥深い。時代も国も超えて今の私に語りかけてくる感じがする。足りないと思っていること自体もしかしたら違うかもっていうことに気づけるといいな。
・人生4分の3くらいすぎてきて、自分が何のために生かされているのか、なーんてことを考えるようになりました。未来に向かって、いつだってチャレンジです!(紹介者本人のコメント)

 

 

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f:id:easy2going:20191212001041j:imageちょっとだけ    

出版社:福音館書店
作・瀧村有子
絵・鈴木永子

・我が家の子どもも大好きな本。「ちょっとだけ」というわーそになっちゃんのいろんな気持ちが入っていてキュン!とします。小っちゃくてもいろんなことを感じて過ごしているんだなぁと改めて…。
なっちゃんのちょっとだけできたときのお顔が、誇らしげで、かわいくて、最後にいっぱいだっこしてもらったときの満足感が心に沁みます。
・ままとちょっとぎゅおしたくなりました(原文そのまま)

 

 

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f:id:easy2going:20191212001056j:imageぼく おかあさんのこと…
出版社:文溪堂
作・酒井駒子 

・よく「もうあっちいく!」「でていく!」と言われているのですが、まさか心の中でこんなことを思っていたとは!!いろいろ言われても心の中では…と想像してニヤけます。
・前にも選んだことのあるこの本。やっぱり大好きです。「キライ」「あっちいく」とよく言われるけどウチの子は本当にそのままどこかへ行ってしまいそうだけど、心の中はこんな気持ちなのかな。
・「大きくなってもママとは結婚できない」というところに笑いながらも共感しました。うちの息子も同じだな~、かわいいな。

 

 

 

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f:id:easy2going:20191212001124j:imageからすのパンやさん   

出版社:偕成社
作・かこさとし

・懐かしいなぁ。子供のころ大好きだった本に、こうしてまた巡り会えるなんて…。沢山のパンが並ぶところ、幸せな気分ですよねぇ。
 
 

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f:id:easy2going:20191212001146j:imageバムとケロのにちようび

出版社:文溪堂
作・島田ゆか

・泥んこのケロちゃんが大好きです。こんな休日いいなぁ~。
・おもしろいし、絵もかわいい!子どもも大人も楽しめます。長い絵本が苦手な子どもと最後まで一緒に読めました!
・子どもも大好きな絵本です!
 
 

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f:id:easy2going:20191212001210j:imageあたまにつまった石ころが
出版社:光村教育図書
作・キャロル・オーティス・ハースト
絵・ジェイムス・スティーブブンソン

訳・千葉茂樹

・子供の頃から、一途に想い、ずっと触ってきた石ころ。人にバカにされたり、心配されても、最後はみんながおどろく立派な仕事について、すばらしいストーリーでした。
・サカナ君のような人だと思った。サカナくんは、今は大学の先生もやっているけど、好きなことを突き詰めるってすごいパワーだなぁと思った。